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手をつなぐための処方箋に参加してきました

12月8日、「ここに種をまく」さんが主催の「手をつなぐための処方箋」というセミナーに参加してきました。

手をつなぐために必要な3つのこと

臨床心理士の金丸先生、社会福祉士の猪俣さん、そして8年間子供の不登校と向き合ってきたという市内在住のお母さんが登壇し、パネルディスカッションを行いました。

まず、「発信する」「つながる」「支える」の3つに沿ってそれぞれお話を頂き、フリートークという流れだったのですが、そこでのお話をグラフィックにまとめてみました。

要点をまとめると、

  1. 不登校の子がいた時にお母さんが外部に相談にくるけれども「あの先生が」「あの人が」「私のせいで」「あの子が」と誰かを悪者にしてしまうことが多い。
  2. 悪者を作ると気分はスッキリするけど、それはくすぶるエネルギーを高めるだけで解決はしない。
  3. 責めても人は変わらない、変えようとするのは間違っていた。
     ここは意見が一致しますね、という接点を見つける。
  4. 特に学校の先生などは、一生懸命やっているのにすれ違ってしまったり、不登校=上手く行っていない。力不足という意識があると構えてしまって相談が上手く行かない。
  5. 相手を色んな面から見ることでフェアに捉えると(例えば立ち位置を引いてみたり、変化球を投げて全く関係ない話を振ってみたり、気づいたことを素直に伝えるなど)お互い素直にお話ができることがある。

というお話でした。

これからの世の中の普通や常識が変わっていく

また、概念についてはこれからソサエティ5.0という世の中に変わっていくという面白いお話をいただきました。

サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society) 狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)に続く、新たな社会を指すもので、第5期科学技術基本計画において我が国が目指すべき未来社会の姿として初めて提唱されました。

引用元:内閣府HP

特に自閉症スペクトラムや発達障害などは感覚過敏により生きづらさを抱えている方が多いのが現状です。

それは、①低反応②探求③過反応で、そういった感覚を生かした新しい仕事、新しい価値観、新しい人が5.0という新時代を作っていく。それは出来ないところを突くものではなく、究極な話になると出来るものや長所だけで生きていけるような社会になるかもしれない。

自助支援の大事なものに「自尊感情」というのがあり、私は○○に困っているという事があった時、「だから私はダメなんだ」と自分を悪者にして二次障害を起こしてしまいますが、それは外部との繋がりを閉ざしてしまうだけ。

だからダメなんだ、と思う必要はありません。

困ったことが起こったら素直に「〇〇に困っている。助けてほしい」と伝えれば、相手も困ってるということがわかり助けてくれる。実際に特別支援の場で印象的だったのは「無条件に喜ばれることをして自信につなげる」ということ。

それは例えば、お菓子を焼いて配るとか、直接「ありがとう」と言われることを増やしていくと自信につながっていきます。

最後に、臨床心理士の金丸さんがおっしゃった言葉を残しておきます。

臨床の定義として「過去と他人は変えられない」というものがある。
ただ、未来と自分は変えられる。
人は自分の幸せの数を数えれば幸せになれる